星羅のノート

感想読むの好きだから私も書く。自由帳。

【好きな歌詞】ドラマチックLOVE(劇場版KING OF PRISM)

ありがとうの代わりに

好きって言わせて

 

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ドラマチックLOVE

ドラマチックLOVE

  • 一条シン&太刀花ユキノジョウ&香賀美タイガ&十王院カケル&鷹梁ミナト&西園寺レオ&涼野ユウ(CV.寺島惇太&斉藤壮馬&畠中 祐&八代 拓&五十嵐 雅&永塚琢馬&内田雄馬)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

とても好きで定期的にリピートしている。

ピアノの清涼感とうわっついた春の雰囲気の一曲。

(のちにコード譜を見るとBの和音が多くて、めっちゃわかるわ〜と思った。

Bの響きってちょっと浮いた感じしません?)

恋を自覚した瞬間、を書き上げた一曲。

 

歌詞が、恋しちゃってる〜恋って楽しい〜〜という

恋愛自覚後の初期症状のオンパレードとなっている。

 

 

 

それでキラーワードですけど、

言いたいのに言えないもどかしい気持ちと、

心に「好き」が溢れすぎてこぼれそうな状態が

同時進行していてすごく好きです。

 

 

 

「言いたい」じゃなくて、「言わせて」っていう言葉を使う。

「言いたい」よりも心が半歩前へ出てると思いませんか?

そして、この溢れる気持ちを相手に伝えることができない・難しい関係性なのかなと思うと胸がぐっと掴まれます。

ありがとうの代わりに好きって言わせてくれる関係性ってかなり希少。

ていうか、恋人か家族しか無理なのでは。

なので、好きで好きでしょうがないけど、今のこの関係を壊したくないから踏み込めないでいる、状態だと思ってる。

 

 

 

少女漫画に出てくるよくある片思い。

よくあるシチュエーションなんだけど、

この幸せいっぱいの歌詞のなかでこの歌詞だけが

二人の関係性を読み解けるワードになっている。

 

 

 

「好き」の気持ちで溢れている

優しくて幸せでほんの少し切ない曲。

「好き」の気持ちは溢れているのに

まだ満ち足りていないのがいいところかなあとも思う。

 

 

 

 

 

 

【ほかの感想】

キンプリは社会現象と化したすんごいアニメで、

映画の内容が濃すぎて、見終わると「プリズムの輝き…」などと

うわごとを言いながら客がどこかへ散っていく、そんな現象がよくあるアニメでした。

それで、キンプリを見た後と見る前では精神状態が違うんですよね、明らかに。

(だから、当時はキンプリを見ることを、麻薬とかシャブをキめるとか言われてた。)

 

主人公もプリズムショーに出会ったあとは運命が変転してしまう。

見る前と見た後では、これもやはり心境が変わってしまう。

 

そして、ドラマチックLOVEもそう。

恋愛も恋をしていると自覚してしまったら、見えている世界が180度変わってしまう。

 

 

 

知る前には戻れないんですよね…。

上記のすべてが麻薬でプリズムなんだと思う。

 

 

 

 

 

【ほかの感想2】

なんで春らしいかというと、

ハートひらり落ちてくる、奇跡ふわり落ちてくる、の歌詞があるからだと思う。

 

 

ひらり、ふわり〜落ちるっていうのは

どうしても桜の花びらが舞っている様子が浮かんでくる。

桜じゃないかもしれないけど、

なにか花が舞っている。

 

 

いつか離れる日が来ても

カレンダーめくるたび、も3月っぽい歌詞だと思う。

別れを連想するのも3月だし、

一年を振り返るのも3月。

 

 

心配はしないでいいよのコード進行が

切なくって大好き。

C#m7-D#7-G#m-F#m7-Bらしい。