星羅のノート

感想読むの好きだから私も書く。自由帳。

こんな面接はいやだ(がっかり企業のがっかり人事の記録)

転職をしようとしていて、面接を受けた。

仕事内容と待遇そして、応募ページの企業情報に一貫しているメッセージが「人を大切にしている」ということが感じられたからだ。

しかしながら、人事を見る限りそうではなかったらしい。

がっかり企業のがっかり面接のメモを書いて行く。

 

 

・メールの差出人が統一しない

 

 

 

①応募ありがとうメール、

②書類選考通過メール、

③日時リマインドメールの三通を受け取ったが

すべて差出人の名前が違った

 

私の面接は誰が担当するのだろう?と思った。

最初のメールの人かな、と思って、名前を覚えるように努力したけど

次のメールで違うんだもん。

応募ありがとう、の話は取り急ぎ、の話だから、

じゃあ、書類選考を見た人かな、と思ったら、

また新しい名前が…!

 

 

 

人事部全員で私のメールを共有しているのでしょうか?

いや、しててもいいけど、返信は同じ人にしてほしい。

100歩譲って、面接する人とメール返信する人は別人でもいいけど

メール返信する人は一人だけにしといてよ。

同じ人の方が安心感があるし、質問がしやすいじゃないですか。

問題が起きたときは誰宛に電話、メールをすればいいかわからないですし…

 

 

 

 

・電話が多すぎる

 

書類選考通過

日時リマインド

日時リマインド、の計3回、電話が鳴った。

 

日時リマインドは私の面接が休み明けだったため、

休みを挟む前と面接当日に電話してきている。

…そんなに電話って必要?

 

 

私は電話はあまり好きではない。

スマートではないからだ。

なぜそう感じるかというと、電話は人の時間を強制的に奪うものだと思うから。

なにか作業をしていても、電話に出たらその集中が切れる。

人と会って話しているときでも、頭の中の注意を電話の内容に向けなければならない。

時間のコントロールが乱されるのが苦痛なのです。

 

 

なので、この電話のなかで私が出たのは1回のみ。

あとは留守電に入っており、その後メールがきた。

すべての内容をメールで済ませばいいと思うのは私だけだろうか。

企業なんだから、メール開封がわかるシステムも持ってるだろうし、

メールの返信を必須にしておけばいい。

返信がなかった場合のみ、電話をすればいい。

 

 

日時リマインドの電話が2回来たときは

この会社は、応募者によくドタキャンされる企業なのかな?とも思った。

あと、日時も忘れるようなやつだと思われてんの?ばかにされてんのかな?という気持ちもよぎった。

 

 

 

・部屋の移動

 

ここからは面接当日の話。

自社ビルに行くと、受付ロビーで待たされる。

そして、小部屋に通される。

ここで面接するんだな〜、と思っていると「ご移動お願いします」と言われる。

 

は?

 

案内の人、それ最初に言ってくれる?

「こちらでお待ちください」って言われたら、

ここで面接するのかな〜って思うじゃんかよ。

言葉不足かよ。

はよ言え。

 

 

・自己紹介前の誓約書、ペーパーテスト

 

次の部屋に移動したあと、紙が配られた。

「では、履歴書等を提出していただいて、まず、この個人情報の誓約書と自己紹介書に記入していただいて…。」

 

色々とむかつきポイントが発生してくる。

まず、自己紹介書。

職種や学歴を書く欄がある。

その案内人はさも私の応募した職種を知らないかのように「ここに書いていただいて…」と言っていた。

 

お前、私がなんの職種に応募するのか知らないな???

 

応募した求人サイトには「職種:営業事務」と大きく書かれていたから

私の希望職はわかるはず。

この人が面接官だったら、絶対にこの企業は辞退しようと思った。

応募者の情報を微塵も知らない人が面接のアテンドするのやめてくれないか?

この企業は応募者を大切にしない企業なのかもしれないなと確信を得はじめる。

 

 

 

自己紹介書の不快感はこれだけではない。

一番下に「人材派遣サービス○○のサービスを受けます/受けません」という欄がある。

なんですか、と聞くと、「自社で扱っている人材サービスがあるので

もし、弊社以外の求人もきになるようでしたらお手伝いさせていただきます」とのこと。

 

いやいや、今日は君のとこの面接うけに来てるからね?

なにどさくさに紛れて、人材派遣用のコマ集めようとしてんの。

 

 

派遣に登録するときはちゃんとその派遣会社について調べたりしてから

登録するでしょ?君のとこの人材サービスのこと全然知らないし、全然情報開示の資料とかないからね!?名前は書かないから!!!

(これって私の感覚が変なのか?面接先の人材サービスの登録ってこういう機会に勧められたらやるのが普通なのか?な〜んか、すごく「登録する!」って言わせてる感あるシチュエーションだから好感度低いんですけど。)

 

 

 

 

・部屋の移動(部屋をダブルブッキング編)

 

テストをやっていると、ノックの音がする。

案内とは違う人が来て「ここ使っていますか?」と真顔で言われる。

面接のむねを話すとアチャーという顔をして申し訳なさそうに

「すみませんが、一旦、ロビーの方に移ってもらえますか」と言われる。

 

いや、ほんとに…無いわぁ…。

 

部屋の情報共有ができてないらしい。

しかも、来客(応募者)の部屋って…。

衝撃である。

さっきの人の様子を見ると、悪気はなさそうなのであるが、

面接時に部屋のダブルブッキング、かつ、その後の対応がロビーに放置というのは

絶対にやってはいけないことだろう。

一番最初に通された部屋のことを考えると、

一番最初の部屋でテストも面接もやっていればこの状態にならなかったのでは?などという気持ちも。

 

 

・面接

 

5分後に他の部屋に通され、適当に経ったあとに

面接者が来た。(書類選考合格メールをくれた人だった)

面接は堅苦しい雰囲気で、普通の質問が繰り返された。

やはりというか、応募者の応募した職種は把握していなかった。

 

 

普通の質問のなかには、履歴書に書いてあるものや

自己紹介シートに書いてあるものをもう一度口頭で言うものもいくつかあった。

履歴書に書いてありつつも、「自己紹介を簡単に」というのは

よくある話なのだけれど、ここまでの仕打ちのあとだと、

そこに書いてあるので、省略していいですか?

と言いたくなってしまった。

 

 

 

【総評】

 

この面接で感じたのは、ネットで見た人を大切にする会社というイメージと真逆なもので、

人を大事に扱わない、という姿勢である。

おそらく、人を大事にしている部署もたくさんあると思う。

何が悪いかというと人事の応募者に対する態度。

応募者にとっては採用人事が企業全体のイメージになるということをなぜ、気づかないのだろうととても不思議に感じた。

 

人事は応募者に丁寧に接するべき!

一介の人事のせいでどんどん企業イメージ悪くなるから気をつけてよね。