星羅のノート

感想読むの好きだから私も書く。自由帳。

オタクのための2.5次元入門

アニメ・漫画の舞台化が多い昨今ですが、

舞台に手を出したことがない人が結構な数いると思う。

好き嫌いはあるとは思うけど、

アニオタたるもの一回は2.5次元を体感すべき、と思ってるので

手を出しにくい理由と解決策を書いていきたい。

 

・キャラクターがイメージと違う恐怖

舞台化はほぼ原作に沿っている。

特にビジュアルは原作に忠実に寄せているから安心して。

 

アニメ化して声のイメージが違った、

実写映画化してビジュアルや性格が変わった、という事故は

舞台では起きません。

起きたのは聞いたことないですね。

舞台化は、よくも悪くも原作至上主義という印象をうけます。

 

 

 

ビジュアル以外には、

原作のセリフを細かいシーンでも一言一句違わずに

使っている舞台が多いことも好感度高いです。

声もアニメ化されている作品の場合は、かなり寄せてくれるキャラクターもいます。

テニミュだと、菊丸、海堂あたりは声を作ってくれてる。

 

 

 

役者も若手俳優というか、駆け出しの人が多いので

舞台一個一個にかける思いも熱い。

若手俳優って、名前が知られてないので

普通の舞台に出られても、小劇場で有名じゃない人の脚本で

こじんまり役者活動をすることになるのですが、

原作付きの2.5次元になると話は別です。

若手俳優の認知度とは似つかわしくない大きい舞台に

出ることができるのです。

そして、2.5次元で獲得したファンがその俳優の別の舞台に行く…というのが

2.5次元WIN-WINなループです。(全員がそうなるとは言ってない)

なので、役者もステップアップの大チャンス!

そういう理由もあって、キャラクターの作り込みについては

心配しないでいいのではないでしょうか。

 

 

もちろん、解釈違いを起こしているケースもありますが…。

よくできた公式アンソロジーを読んでいる気持ちで

見てくれたらと思います。

 

 

 

 

・値段が高い

 

ブルーレイボックス1箱で舞台1公演とかザラだから

値段はしょうがないと思う。

(1公演1万円以下のチケット代と考えています。)

それに加え、交通費、食事代、宿泊費もかさむわけで

かなり痛いですよね…。

 

これに関しては、値段以上の衝撃が味わえるよ!

としか言うことができない。

だって、アニメや漫画のキャラクターが同じ次元で

存在してるんですよ??

2.5をオタクに体感してほしい理由はそこ!

推しキャラって本当にいたんだ!こんなふうに動くんだ!って

実感できる舞台は2.5次元だけ!!

だから、その体感にディズニーランドの値段くらいは一回払って欲しいなって思います。

 

 

 

 

・チケットの取り方がわからない

 

とりあえず、ぴあ(https://t.pia.jp/)、ローチケ(https://l-tike.com/

)、e+(https://eplus.jp/sys/main.jsp)に登録をしよう。

そして、気になるアニメタイトルを検索。

おそらく、過去公演の情報が出てくるからそれをクリック。

そして、作品名や作者名をお気に入り登録をする。

そうすると、登録アドレスに最新公演の情報が入ってくるよ!

 

 

あとは単純に公式サイトを見よう!

チケット取りは登録と払込と日にちチェック(チケット発売日など)が面倒なだけで

意外と誰でもできます。

 

 

 

チケット売買のサイトやツイッターでのやりとりも

ありますが、初心者には全くおすすめできません。

転売問題には運営側もかなり気を使っているし、

やり取りをしている人が悪人かどうかの判断がつかないので。

 

 

・一緒に行く人がいない

チケットが高いので、誘いにくいとは思うけど

みんな意外と行ってくれる。

話してみると、前から気になっていた人が多く、

チケット取りが面倒だったという人の多いこと、多いこと…。

非オタで原作漫画を知っている、レベルの人でも

ノってくれたりもする。(黒子のバスケとか)

なので、気負わずに軽い気持ちで誘うといい。

 

誘うときにディープなオタクと思われないか不安という人もいるはず。

それはもう諦めよう笑

2.5に手を出すか、出さないか、でハードルがある気がする気持ちはわかる。

だけども、2.5に行っても行かなくてもあなたは生粋のオタクです。

それは揺るぎない事実。

 

2.5に誘おうとしたときには、オタバレするだろうなと思いながら誘いましょう。

宝塚の「るろうに剣心」くらいなら、オタバレはしなさそうだけど…。

 

 

一人で行くのもまたよし。

しかし、初見の2.5は語り出したくなること必須なので

同行者がいない場合はツイッターのアカウントを用意しておこう。

 

 

 

 

・沼に落ちそうで怖い

 

 

舞台には公演期間があります。

終わりが見えているということです。

 

 

作品内のキャラクターのファンだと

あんまり沼に落ちません。

お金を注げる時間=公演期間なので、

最高で3ヶ月くらい(テニミュや刀剣)しか沼に落ちれません。

ビッグネームの公演は割と長いですが、そこそこの2.5だと

2週間程度の公演期間の場合が多いかなという印象です。

 

 

 

え、役者のファンになった?

あー、それはちょっと大変かもしれません…。

 

 

 

 

・ファンが怖そう

 

人が集まるところなので、やばい人も一定数はいるという

それだけのことです。

静かに係員の指示にしたがって見ていれば何も怖くはないです。

ルールが不安な人は公式サイトを見ましょう。

 

 

家族向け舞台やクラシックコンサートと比べたら、

若い女性が多くて殺気だっていますが

それも込みで2.5を社会勉強として楽しんでください。

韓流やジャニーズのコンサートに客層は近いと思われます。

 

 

 

以上で、演劇へのハードルは下げられましたか?

値段は高いけど、やっぱり生の舞台ってすごいって思うのでみんなも気軽に挑戦してみよー!